競売を回避!競売が決まっても成功した任意売却(任意売却事例⑨)
【埼玉県〇〇市 マンション 中野様(仮名)】
中野様は、ご主人からメールでのお問合せでした。
「妻と離婚したので売却したい」
さっそくご自宅まで伺うと、築6年のマンションは大変お綺麗で、荷物もなく引越しされたあとでした。
中野様は現在無職の就活中ということで、住宅ローンも数か月滞納しておりました。
銀行に確認の連絡すると、もう競売を申し立てるとのこと。
しかしながら、『裁判所の3点セット(競売になると公表される物件に関する資料)』を取得後であれば任意売却で動いても問題ないとの回答でした。
後日、中野様と裁判所で待ち合わせ、いち早く3点セットを取得しました。
3点セットを銀行の担当者へ送り、任意売却スタートです。
と言っても、競売の手続きが開始しているので時間がありません。
(銀行が『裁判所の3点セット』を欲しがるのは、「競売の金額よりも高い金額でないと、任意売却に応じない」ということを意味しています。)
時間の猶予はあまりなかったですが、マンションが築浅で室内も中野様が綺麗に使われていたのでなんとか間に合いました。
3組目のお客様の内見で無事契約。
任意売却を成功することができました。
中野様も競売よりも高く売れて良かったと言って頂けました。
競売でも任意売却でも、いずれにしても債務は残ってしまうご相談でした。
それでも中野様の再出発のための負担を少しでも軽くでき本当に良かったです。