引渡直前に音信不通!? (任意売却事例⑥)
【東京都〇〇区 一戸建て 佐々木様(仮名)】
佐々木様はメールでのお問合せ、お近くでしたのですぐに伺いました。
築6年と新しい物件でしたが、室内は結構散らかっている様子でした。
ご夫婦と、子供が2人の4人家族でした。
ご主人様が病気で働けず、住宅ローンの返済が困難になりご相談頂きました。
すぐ銀行に任意売却の承諾をとり、販売をスタートしました。
ほどなくして、弊社に内見希望の予約が入りました。
ご覧いただくと、すぐに買いたいと意思表示を頂きました。
住宅ローンも通り、無事契約することができました。
ところが、決済日(引渡日)がもうすぐという時期に事件が発生!
佐々木様と連絡がつかなくなってしまいした。
決済日に向け、佐々木様はすでに引越しもお済み。
しかしまだ詳しい住所を聞いておらず、なぜだかケータイもつながらない音信不通状態。
決済日は1週間後、用意してもらう書類もあり、早く見つけないと決済できない!
引越し先は『あの辺り』と聞いていたので、しらみつぶしに近隣聞き込み。
奇跡的に再会することができました。
ケータイは、お金がなく料金が払えなかったとのこと。
一緒にコンビニへ行き未納料金は支払いケータイも復活、
なんとか無事に決済することができました。
後日、買主様から連絡があり、「床下にゴミがある」と。
急いで伺うと言われた通り、白いビニール袋に入ったゴミが、床下一面に広がっていました。
作業服を着て床下に潜り、全て取り出しました。
見えない箇所も確認を怠ってはいけないと痛感した任意売却でした。