九州からの任意売却 (任意売却事例④)
【23区 1Kマンション所有 手塚様(仮名)】
弊社宛にメールで相談頂いた、九州にお住まいの手塚様。
都内に1Kのマンションをお持ちで、ローンの滞納がすでに数か月に。
近々都内へ行く予定があるので、その時に会うことになりました。
ホテルの喫茶店でお待ち合わせ、いらっしゃったのは40代前半くらいの恰幅の良い男性でした。
話を聞くと、いわゆる投資用マンション販売の営業電話で購入してしまったとのこと。
5年前に勤務先にマンション販売業者から電話があり、定型文の『節税』『将来の年金の足し』『生命保険代わりに』と投資用マンションを勧められたそうです。
うまく話に乗せられて購入したものの、良かったのは当初の4年間だけ。
最初に入居した学生さんが卒業し、退去してから1年間ずっと空室だったとのこと。
手塚様は公務員として真面目に働いており、最初の数ヶ月は空室時のローンを貯蓄と給与から返済していました。
しかし、貯蓄が底をつきローンも滞納、状況が好転することもないため弊社へご相談しました。
売却が希望でしたので、投資用マンションでも任意売却は可能ですとお伝えし、銀行の書類にサインを頂き、任意売却をスタートしました。
投資用マンションということもあり、昔のお客様へ何件が相談してみました。
すると、そのうちの1件の会社経営者をしているお客様から買ってもいいとの連絡がありました。
社長様から購入の申込書を頂き、手塚様の借入銀行の担当者へ提示しました。
数日後、銀行担当者から稟議がとれました(本部のOKがでた)と連絡があり、契約を締結することができました。
引渡しの時には、もう一度九州から都内まで来て頂き、手続きも滞りなく無事に決済することができました。
マンション業者の甘い勧誘には気を付けなければと感じた任意売却でした。