『任売引越センター』誕生!?引渡し前日に大事件の任意売却 (任意売却事例①)
【茨城県〇〇市 一戸建て 小田様】
弊社あてに電話で相談をいただきました。
いくつか簡単な質問をして、後日自宅に伺うことに。
到着するとなんと170坪の敷地に、築12年の7LDKの立派な建物。
50代の品の良いご夫婦でした。
話を聞くと、ここ数年商売をがうまく行っておらず、売り上げが激減。
いよいよ住宅ローンの支払いが厳しいとの事。
住宅金融支援機構から督促が来るたび、何とか工面して払っていたが、今は1ヵ月分は滞納していると。
ご夫婦はすぐにでも追い出されるのではと不安そうでした。
任意売却なら競売のようにいきなり追い出されることはないですよと伝えると、少し安心して頂いただけました。
任意売却の流れをご説明して、住宅金融支援機構の書類にサインを頂き任意売却をスタートしました。
約1ヵ月後、30代前半のご夫婦に内見して頂き、買いたいとお申し込みを頂きました。
買主様の住宅ローンの仮審査も通過して、住宅金融支援機構にも売却の承諾を頂き、無事売買契約を締結することができました。
(買主様が住宅ローンを利用の場合、引渡しは契約から約1ヵ月後と定めることが多いです。)
引渡までに売主は次の住む家を見つけて引っ越す必要があります。
小田様の場合は一旦親族のもとへ身を寄せる予定、引越しも自分たちで少しずつ始めますとの事でした。
私たちこの間に、買主様の住宅ローンのお手伝いと、住宅金融支援機構への対応です。
あっという間に、明日が引渡しの日です。
小田様とはマメに連絡をとっていましたが、最終確認にと小田様のもとへ向かいました。
室内に入ったところ、衝撃の事実が。
引越しが半分も終わっていない。
引渡しできない。
金融機関は基本的に融通が利かない。
買主様も引渡しを楽しみにしている。
もはや、考えている時間はありませんでした。
急いでレンタカーのトラックを借り、社員数人と引越しを手伝いました。
終わる頃には朝日が差していました。
朝10時に銀行でお引渡しだったので、トラックで仮眠を取りそのまま銀行へ向かいました。
引渡しは、滞りなく無事終えることができました。
『任意売却 引越センター』が誕生した任意売却でした。