任意売却エピソード~引越しのお手伝い~
今回は、任意売却の中であったこんなエピソードをご紹介したいと思います。
埼玉県O市のお客様でした。
任意売却を行われた単身男性のSさんでした。
交渉は順調で、無事債権者の条件も、買主の希望も纏まり、引越し費用も一部認めてもらうことができました。
ただ、ご自宅にお荷物がかなりあった方で、引越し先にすべて持っていくことはできず、かといって認められた引越し費用だけではとてもじゃないが処分費まではまかないきれませんでした。
しかしながら、幸いな事に引渡しまでに、3カ月ほどの期間があり、お荷物の多くは一般ごみで処分できそうなものだったので「3カ月後のお引渡しまでに少しずつ捨てていきましょうね」と話していました。
日にちも経ち、お引渡し(決済)が前日の夕方に「明日よろしくお願いしますね」と必要書類の最終確認のご連絡をしました。
なんだか様子がおかしいSさん
心配になって「何かご不安がありますか?」と何度か聞いてみると、「実は..」と、Sさん。
そうです。
お荷物の片づけが全く終わっていなかったのです。
すぐにSさんのご自宅にお伺いし現状を確認しましたが、これは1人では無理だとすぐにスタッフをもう一人呼びました。
ここから急遽真夜中の片付け作業を開始しました。
何とかSさんと合わせて3人で荷物の仕分けを行い、朝にはもう1人のスタッフがトラックをレンタルしてやってきてなんとか時間内に運び出すことができました。
かなりバタバタで大変でしたが、無事決済が終わりほっと一息つくSさんを見て私もようやく一息つくことができました。
そのまま仮眠だけして決済場所の銀行に荷物満載のトラックで伺いました(笑)