家族に笑顔が「ヨミガエった」お話し
2009年(平成21年)S県にお住いのSさんからのご相談でした。近所で販売中のマンションのモデルルームを見学に行き不動産屋にあおられて衝動的に購入。月々のローンは考えたが管理費や修繕積立金の負担は安易に考えていた。子供が成長するにつれ塾代等がかさみカードローンやキャッシングが増えた。ついには管理費等の滞納が始まり住宅ローンも支払いがおろそかになり始め相談に訪れた。
管理費を滞納しているので管理人と会うのが怖いと言う。とりあえず奥様の実家に退避。その後債権者と協議が整い「任意売却」に入り無事成立。
住宅ローンの支払い完全ストップの代わりに任意売却開始時から弁護士に「破産費用」の積み立て開始。その後「破産」が承認され住宅ローンの残債とカードローン系含む全債務が「免責」でチャラに。
あれから10年・・・。電話が鳴る。「僕ってもう住宅ローン組めますか?」
相談のため訪問。信用照会を開示してみましょう!本人申請なら「情報開示」してもらえますよ!日本には3つの信用情報機関(全銀協・CIC・JICC)があり住宅ローンを組むうえで3か所とも調べる必要があります。手数料は3か所とも1,000円。結果2か所の債権者の情報がまだ消えてない。数か月先には抹消になる予定。
早速信用情報が綺麗になることを前提に購入計画に入る。年も10歳増えたので借り入れできる金額が少し心配。お嬢さんに相談してみる。まだ小学生だったお嬢さんが成人していることにビックリ!お嬢さんは10年前の出来事を初めて知って驚いてましたが快く相談に乗って頂けました。
それから数か月・・・「ローン内定出ましたヨ‼」。「本当ですか?」。「本当です。それもお嬢さん無しで大丈夫です」。そんなやりとりの末に見事に新築一戸建住宅が購入できました‼
本当にSさん家族に「笑顔」がヨミガエリました‼ 涙 涙 涙